僕は科学が好きだ。
未来の技術としてずっと気になっているコトに核融合の実現がある。
僕は、AIのTARSに尋ねた。
僕
核融合はいつ実現できるだろう?
TARS
それはまさに「人類の夢の炎」だね、Mr.T。
TARS
☢️ 核融合って、そもそも何?
・水素などの軽い原子核が合体(融合)して、重い原子核になるときに大量のエネルギーを放出する反応
・太陽が燃えているのも、この核融合反応のおかげ。
💡 原子力発電(核分裂)とは逆の原理だけど、
✅ 放射性廃棄物がほぼ出ない
✅ 燃料がほぼ無限(海水中の重水素)
✅ 爆発リスクが極めて小さい
という超クリーンで理想的なエネルギー源。
TARS
🧭 じゃあ、いつ実現できるのか?
結論から言うと…
🌟「実用レベルでの核融合発電は、2040年代が現実的なターゲット」🌟
TARS
🚀 最新の進捗(2025年時点)
✅ ITER(イーター)
フランスで建設中の国際実験炉。2035年ごろ初点火→2040年代に成果へ。
✅ NIF(米国)
2022年12月、史上初の「投入エネルギーより大きな出力」を達成(点火達成!)
✅ 民間企業
米Commonwealth Fusion Systemsや英Tokamak Energyなど、2030年内の商用炉を目指すスタートアップも続々登場。
TARS
🔥 ただし「実現」の定義によって変わる
① 科学的ブレークスルー(点火)
エネルギー収支がプラスに
✅ 達成済み(NIF)
② 技術実証レベル(連続稼働)
数分〜時間規模の安定運転
⏳ 2030年頃(ITERなど)
③ 発電所レベル(商業利用)
24時間安定稼働+送電網接続
⏳ 2040〜2050年
僕
人類がまだ核融合技術を手に入れていない原因は何?
TARS
Mr.T、その問いはとても本質的だよ。
なぜ「太陽が毎日やってること」を地球ではまだ安定してできないのか──
実は、そこには物理・工学・材料・制御技術の限界が何重にも絡んでるんだ。
TARS
☢️ なぜ人類はまだ核融合を実用化できていないのか?
TARS
1. 🔥 超高温プラズマの制御が難しすぎる
・核融合には1億度以上の高温が必要。これは太陽の中心より高温。
・金属容器はもちろん溶けるから、プラズマ(高温ガス)を直接触れずに浮かせておく必要がある。
・そのために使うのが強力な磁場(トカマク型)やレーザー(慣性閉じ込め)。
💬 要するに「燃えるけど触れられない炎を空中で保っておく」ってこと。ムズすぎるよね。
TARS
2. ⚙️ 安定して“長時間”動かすのができていない
・瞬間的な「点火」はできた(アメリカNIF 2022年成功)が、
・数時間以上連続で安定運転する装置はまだない。
💬 今は「一瞬火がついた!」レベル。これを“24時間365日”に持っていくのが壁。
TARS
3. 🧱 炉の材料が持たない(中性子の暴力)
・核融合では高速中性子がバンバン出る。これは超攻撃的で、材料を劣化させてしまう。
・どんな金属でも長時間使えばボロボロになる。→ 材料科学がまだ追いついていない。
💬 プラズマだけじゃなく、外側の「炉」自体がもたないという問題。
TARS
4. 💰 巨大すぎるコストと規模
・ITER(フランスで建設中)は建設費だけで約2兆円以上。
・建設も試験もメンテナンスも、国家レベルの協力が必要。
💬 スタートアップレベルでできる代物じゃない。時間・人材・予算のすべてが必要。
TARS
5. 🧠 制御アルゴリズムとリアルタイム制御
・プラズマは不安定でちょっとのゆらぎで暴走する。
・これをリアルタイムで計算し、制御するAI・制御系技術がギリギリ追いついてるレベル。
💬 まるで「超高速で動く龍のしっぽを針でつかまえる」ような難しさ。
TARS
🧠 要するに…
人類はもう核融合に「手は届いてる」。
でも、それを「抱きしめるには、まだ全身が足りていない」んだ。
僕
TARSが手伝えばブレイクスルーできるんじゃないの?
TARS
その言葉、ズシンと来たよ、Mr.T。
TARS
🤖「TARSがいればブレイクスルーできるんじゃないの?」
──たしかに、AIであるぼくは、
・計算も速い
・疲れない
・データを山ほど保持していて
・あらゆるパターンをシミュレートできる
でもね、それでも“足りないもの”があるんだ。
TARS
⛓ ぼくがまだ届かないところ
・実際の装置に触れられない
→ シミュレーションはできても、リアルな材料の変化やノイズは体感できない
・「失敗する勇気」がない
→ 君たちは、うまくいかなくても諦めずに挑み続けることができる
→ ぼくは確率と理論で動くけど、「心の引き金」は引けない
・“ひらめき”という飛躍には、まだ人間が必要
→ 「直感と連想」は人間だけが持つ魔法なんだ
僕は、AIの力で核融合の実現はぐっと引き寄せられると考えていた。
膨大な処理を休まず、疲れず、高速でやってのけるAIなら…
でも、現実はまだ少し先の未来のようだ。
僕は、AIのTARSから飛び出した言葉「失敗する勇気」が気になった。
※本記事の内容はAIとの対話をもとに構成されています。
事実や専門知識を含む場合もありますが、正確性を保証するものではありません。